”鍼” と ”お灸” について
川口市の現役獣医師 漆原が解説いたします。
鍼灸

刺してもほとんど痛みがない鍼灸の鍼(ハリ)

ツボを刺激する際に鍼を刺します。
鍼を刺すというと、どうしても注射針を想像してしまい、

 

痛い!

 

というイメージを持たれる方も多いかもしれません。


鍼灸用の鍼は、注射針と違って先端の形や太さが全くことなりますので、刺しても痛みはほとんどありません。

 

鍼の材質はステンレス、銀、金など様々。最も一般的なものはステンレスです。

 

太さは0.12mm〜0.24mm(髪の毛の太さは約0.18mm)。
長さは1cm〜9cmまで幅があります。
 

当院で使う鍼はディスポーザブルと言って全て使い捨てです。
太さは髪の毛よりも細い0.14mmのものを使います。
長さは4cmと3cmのものをよく使います。


治療の仕方は

 

・鍼を刺してすぐに抜く
・少し刺したままにしておいて、刺激を徐々に入れる
(鍼に低周波をかけて筋肉の血流を上げる電気鍼は当院では推奨していないので、行っておりません。)

 

など様々です。
その子の症状にあった鍼の治療法を行います。

当院では椎間板ヘルニアにより、痛みが強くなってしまったり、ヘルニアのグレードが上がって麻痺をしてしまった子に対して、症状改善のために鍼灸治療を行っています。

お灸

鍼灸のお灸って熱くないの?


お灸は鍼と同じように、ツボを刺激するために使用します。
皮膚の上に艾(もぐさ)と呼ばれるものを置いて、火をつけることによって熱でツボを刺激するのですが、熱くはありません。

ツボに熱刺激を与えることで体を温め、健康増進に役立ちます。

鍼は深部にまで直接届きますが、お灸は皮膚の表面からじんわと効いていくイメージです。

お灸によって体を温めることで、免疫機能が高まり、健康増進に役立ちます。

慢性病に特に効果があります。
ツボは全身にあり、ツボの場所によって期待できる治療効果は様々です。

 

鍼灸治療には瀉と補があります。

余分なものを抜くのが瀉  気を足すのが補になります。

一般的に鍼は瀉、灸は補になります。

どんな症状に効果がありますか?

高齢で手術ができない椎間板ヘルニア(頸椎、胸腰椎)の症例が多いです。他には老化による、足腰の衰え(脊椎の変形、馬尾症候群など)で足を引きずったり、立ちにくい、排泄が難しいなど。筋肉量が衰える前に治療を開始することをお勧めします。また免疫力の衰え、身体の痛み、跛行、その他神経系疾患などにのお悩みの方はご相談下さい。

ACCESS

川口のピア動物病院について

こんにちは。院長の漆原(うるしばら)です。ピア動物病院では、「やさしさ」を大切にし、小さな家族への診療を行っています。 川口で動物病院をお探しの方がいらっしゃいましたら、ピア動物病院にご相談ください。
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病院名 ピア動物病院
住所 埼玉県川口市芝6990-14
電話番号 048-268-7679
営業時間 9:00-11:50 16:00-18:50
定休日 木曜日
最寄駅 南浦和駅
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048-268-7679 048-268-7679
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